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 Japan Academic Society of Wind Music

第25回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 academy25

演奏部門/航空自衛隊 航空中央音楽隊

隊長 水科 克夫

航空中央音楽隊 集合写真●推薦理由●
長年に渡り航空中央音楽隊の活動は、日本を超えて多岐に渡り活躍をされております。また平成23年、音楽隊は50周年を迎え、更には昨年6月には航空自衛隊創設60周年記念行事の一環として、航空自衛隊と国民との親和をより一層深めるために全国各地の航空音楽隊から選抜メンバーを集め、「航空自衛隊創設60周年記念演奏会」をすみだトリフォニーホールにて開催するなど、多くの功績を称え今回受賞の運びとなりました。

●プロフィール●
航空中央音楽隊は、1961年「航空音楽隊」として東京都立川市に発足し、1982年「航空中央音楽隊」となり、防衛大臣直轄の音楽隊として防衛省の式典及び各地での演奏会など年間約100回の演奏活動を行っています。これまで東京オリンピックや今上天皇即位の礼等、数多くの国家行事及び国際イベントに参加しています。1992年に世界の優秀な軍楽隊に贈られる『ジョージ S.ハワード大佐顕彰優秀軍楽隊賞』をアジアで初めて受賞し、1995年には静岡県浜松市で行われた世界吹奏楽大会(WASBE)に出演しました。1999年には自衛隊音楽隊として初めて、カナダ・ハリファックス市で開催された世界の軍楽隊の祭典「第20回ノバスコシア国際タットゥー」に参加するとともに、アメリカ合衆国ワシントンD.C.においてアメリカ空軍軍楽隊とも共演、また2006年には大韓民国で開催された「2006ウォンジュ国際タットゥー」にも参加し好評を博しました。国内に於いては、定期演奏会、ファミリーコンサートをはじめ各種演奏会を行うとともに、幅広いジャンルのCD制作にも意欲的に取り組んでいます。また小説「碧空のカノン」(光文社出版・福田和代著)のモデルにもなりました。航空中央音楽隊は吹奏楽のあらゆる可能性を追求し様々な分野の演奏に挑戦するとともに、航空自衛隊ならではの機動力を活かし、国民と自衛隊の架け橋として活動しています。

作・編曲部門/酒井 格

酒井格

●推薦理由●
高校3年の時に作曲した『The Seventh Night of July』をはじめ、プロアマ問わず多くの委嘱による吹奏楽作品を作曲する他、管楽器を含む室内楽作品や独奏曲などの様々な作品を手掛けており、更なる活躍が期待されます。

●プロフィール●
大阪音楽大学作曲学科卒業、同大学院を修了。大阪国体のファンファーレ。奈良県吹奏楽連盟40周年、50周年記念の委嘱作品。大阪市音楽団(現・Shion)、各自衛隊音楽隊など、プロフェッショナルな吹奏楽団から、アマチュアの市民バンドまで数多くの委嘱を受け新作を発表。第81回(平成21年)以降、選抜高校野球大会では入場行進曲の編曲を行う。吹奏楽以外にも管楽器を中心とした作品を数多く手がける他、コンクール審査員や雑誌記事での執筆活動も行う。平成23、26年度、下谷奨励賞受賞。21世紀の吹奏楽「響宴」会員。大阪音楽大学非常勤講師。

制作部門/株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ

ソニー・ミュージックレーベル

●推薦理由●
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが制作した「熱血!ブラバン少女」/精華女子高等学校吹奏楽部のCDが、第29回日本ゴールドディスク大賞の「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を獲得され、これまでに2万7千枚超の売り上げを記録。クラシックCDとしては大ヒットとなった功績を称え今回受賞の運びとなりました。


●プロフィール●
西野カナなどが所属するレーベル。レコード会社の制作スタッフが、新人アーティストのコラボレーションをきっかけに精華女子高等学校吹奏楽部と出会い、その実力の高さと、部内における日々のドラマに魅了されCDデビューを持ちかけたところ快諾。2014年2月アルバム「熱血!ブラバン少女」で現役高校生部活が初のメジャーデビューとなった。

啓発部門/浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル

浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバル●推薦理由●
次世代を担う優れた管楽器演奏家の育成を目指して1995年より開催され、世界的に著名な演奏者を講師として招き開講する「管楽器アカデミー」は、昨年度20回目を迎えました。音楽性の高いレッスンを受けることができ、聴講生はこれらを自由に聴講できるという恵まれた環境を提供し、20年の間に受講生の中からは内外で活躍する多くの管楽器奏者が誕生され、内容とともに評価が高いアカデミーとして、今回受賞の運びとなりました。

●プロフィール●
「音楽の都 浜松」活性化事業の一つとして1995年にスタートし、次世代を担う若手音楽家育成と浜松での音楽文化の交流を目的に開催している、管楽器に特化した世界最大規模のイベントです。世界的に活躍する管楽器アーティストを教授陣に迎え、ハイレベルなレッスンが行われる「アカデミー」と、教授陣全員が出演するオープニングコンサートを始めとして、公開講座、選抜受講生によるプレミアムコンサートなど多彩な内容の「フェスティヴァル」を開催しています。第20回までのアカデミーの延べ修了者数は2,700名を数え、多くの優秀な若手音楽家を輩出しています。

啓発部門/新妻 寛

新妻寛

●推薦理由●
現在、東関東吹奏楽連盟理事長・千葉県吹奏楽連盟理事長。
習志野市立習志野高等学校吹奏楽部を1981年に全日本吹奏楽コンクール全国大会に初出場後、2000年まで指揮者として活躍され、全国トップクラスの吹奏楽部に育て上げられました。また千葉県吹奏楽連盟の発展にも尽力され、千葉県における小・中・高校生の吹奏楽の水準とその活動規模は、他の追随を許さない。全国を常にリードされて来られた活躍は、日本の吹奏楽の発展に多大な影響を与えられた功績を称え今回受賞の運びとなりました。

●プロフィール●
フルートを比田井旬氏に師事、昭和40年代、船橋吹奏楽団、新交響楽団に在団。昭和51年から平成15年までの25年間、市立習志野高校吹奏楽部の顧問として部を指導。その間18回全国大会出場、通算14回金賞受賞。1986年11月、NHKホールで開催された第1回国民文化祭開会式「式典演奏」を市立習志野高校吹奏楽部と共に担当。1996年全日本吹奏楽連盟より「長年出場指揮者」として表彰される。2001年3月、財団法人音楽教育振興財団による「第10回音楽教育振興賞」を受賞。2005年11月千葉県教育功労賞受賞。2008年11月千葉県文化の日功労者表彰。現在、千葉県吹奏楽連盟理事長、東関東吹奏楽連盟理事長、全日本吹奏楽連盟・支部理事長会会長、日本管打・吹奏楽学会顧問。

特別部門/吉成 行藏

吉成行蔵●推薦理由●
これまで長きに渡り、日本のオーボエの普及と発展に多大なる影響を与え、また日本管打楽器コンクールでは、運営委員長・運営副委員長・オーボエ部門審査委員長を歴任され、我が国の管楽器及び打楽器の各分野から、国際的視野に立ち有能なソリストを開発し、優秀な人材の育成及びこのジャンルの啓発に多大なる貢献をなされました。

●プロフィール●
1941年海軍軍楽隊入団。1948年NHK東京放送管弦楽団入団。1953年武蔵野音楽大学講師兼任。1955年NHK東京放送管弦楽団代表・全国放送芸能団運営会会長。1975年NHK放送芸能団(合唱・劇団・管弦)理事長。1979年武蔵野音楽大学教授。1979年NHK退団。2011年武蔵野音楽大学名誉教授。これまでに日本放送協会ラジオ局長賞・日本放送協会制作局長賞各賞受賞。現在、日本オーボエ協会会長。

過去実績

第32回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第31回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第30回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第29回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第28回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第7回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第26回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第25回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第24回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第23回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第22回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第21回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第20回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第19回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第18回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第17回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第16回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第15回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第14回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第13回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第12回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第11回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第10回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第09回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第08回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第07回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第06回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第05回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第04回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第03回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 

第02回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第01回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

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