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 Japan Academic Society of Wind Music

第16回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 academy16

演奏部門/茂木 大輔

レイ・E・クレーマー

●推薦理由●
NHK交響楽団のプレイヤーとしての活躍以外にも、三鷹市芸術文化センターのアドヴァイザー、指揮者として「茂木大輔とオーケストラ名曲の森探検隊」シリーズの指揮者、解説者、などを務めてクラシック音楽の楽しさを伝えています。また、山下洋輔氏をはじめとするジャズプレイヤーとも共演し、ジャンルをこえた音楽で活躍されています。

●プロフィール●
東京都出身。1981年にミュンヘン国立音楽大学大学院へ留学し、修了後に同大学講師を務める。その後、バイエルン放送交響楽団、バンベルク交響楽団など一流の楽団で客演首席奏者として演奏経験を積む。帰国後の1991年4月1日より、NHK交響楽団首席オーボエ奏者に就任。ソリストとしても多数のCDをリリース、ジャズの山下洋輔らと長年にわたり活動するなど、クラシックのジャンルにとらわれない幅広い活動を展開。その他、作曲、企画、執筆、メディアへの出演と、その活動は多岐にわたる。オーボエをギュンター・パッシン、丸山盛三の各氏に師事。
     

作・編曲部門/長生 淳

辰野 勝康

●推薦理由●
数々の名曲を作曲し、オーケストラ界はもちろん、吹奏楽界でも大変な人気がある重要な存在として注目されています。作品も組曲「万象の中へ」(バンドジャーナル付録楽譜掲載)、「レミニサンス」、「英雄の時代」(アルト・サクソフォーン、吹奏楽の協奏曲)、「波の穂」、「蒼天の滴」、「翠風の光」をはじめ、推薦に値する作品が多数あり、管楽器のための作品も多く作曲されています。

●プロフィール●
1964年生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。作曲を永富正之、野田暉行に師事。第2回日仏現代音楽作曲コンクール特別賞、第54回日本音楽コンクール作曲部門第2位、第4回現音作曲新人賞入選、第57回日本音楽コンクール作曲部門入選、2000年度武満徹作曲賞、日本交響楽振興財団作曲賞、全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位、Coups de Vents国際作曲コンクール2012 第2位など入賞、入選多数。東邦音楽大学講師。21世紀の吹奏楽“響宴”会員。


制作部門/にんげんドキュメント「チューバ に吹きにかける〜38年ぶりの奏者交代〜
                    番組制作と多戸幾久三氏、日本放送協会

秋山 紀夫

●推薦理由●
オーケストラ奏者の交代を「にんげんドキュメント」としての視点で番組を制作し、オーケストラ奏者を目指す若者に対する啓発的な効果と、若い奏者の挑戦とベテラン奏者の人間ドラマを長期間追い、見事に演出されました。また多戸氏の役割が大変大きく、人々に感銘を与える要因ともなりました。

●プロフィール●
有名無名を問わず、ひたむきに今を生きる人々をクローズアップし、その生きざまや魅力 を伝える人物ドキュメンタリー番組。平成12年(2000年)年から放送。80年近い歴史を持つNHK交響楽団の一員になろうと夢見るチューバ奏者の池田幸広さんにスポットを当てる。昨年4月、池田さんは37年ぶりに行われたN響のチューバ部門のオーディションを突破し、仮入団を許された。正式入団を果たすには1年間の試用期間を経て、全楽団員の3分の2以上の支持を集めなければならない。大阪での仕事を辞め、家族とともに東京に引っ越してきた池田さんの収入は半減した。彼の挑戦の陰には、ベテラン奏者の多戸幾久三さんの引退があった。38年にわたってチューバ奏者を務めてきた多戸さんは、池田さんにそのすべてを伝えようとしている。


啓発部門/千葉県吹奏楽連盟50周年記念「グランプリコンサート」千葉県吹奏楽連盟

日本パルス●推薦理由●
幕張メッセのイベントホールの大きなフロアの両端にAステージとBステージを設け、中央のフロアでマーチングを同時に演ずるという画期的な企画と内容で、演奏・演出・演技・運営が見事にマッチした50周年にふさわしいコンサートとなり、広い地域からの招待客の高い評価は勿論のこと、大観衆に吹奏楽とマーチングを見える形で提供したことによる啓発面で大きな影響を与えました。

●プロフィール●
2006年2月18日、幕張メッセ・イベントホールにて観客8000人を迎え、千葉県の各地区吹奏楽連盟を代表する小・中・高校・大学・職場・一般の合同団体及び、全国的に活躍している単一団体による演奏とマーチングバンドが出演しました。また、客演指揮に小澤俊朗氏、加養浩幸氏、箕輪弘之氏を迎えました。前述のように、演奏・演出・演技・運営が見事にかみ合った演奏会となり大きな聴衆の感動を得ました。


特別部門/ブラスト!

21世紀の吹奏楽“響宴”

●推薦理由●
3年連続で日本公演を行い、いずれも人気の公演となり話題になりました。「マーチング」を基にしたパフォーマンスは、独創性に溢れ、管打楽器愛好者はもとより、一般の人々にも「マーチング」「吹奏楽」「管楽器」の魅力を伝えました。

●プロフィール●
ブラストのはじまりは19世紀のアメリカ南北戦争の頃「太鼓」「ラッパ」「手旗信号」を使って情報を伝達するために考案された「ドラム&ビューグル・コー」で世界チャンピオンになったチームの中心人物、ジェイムス・メイスンが構築したショーが「ブラスト!」の原型となりました。2001年にはブロードウェイに進出し、アメリカ・ショービジネス界で最高の権威を持つトニー賞とエミー賞の2冠を達成しました。また、日本公演も大きな成功を収めています。

過去実績

第32回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第31回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第30回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第29回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第28回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第27回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第26回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第25回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第24回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第23回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第22回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第21回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第20回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第19回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第18回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第17回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第16回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第15回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第14回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第13回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第12回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第11回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第10回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第09回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第08回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第07回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第06回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第05回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

第04回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第03回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞 

第02回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞     第01回 日本管打・吹奏楽アカデミー賞

一般社団法人日本管打・吹奏楽学会

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